しらゆき

もうね、チーモンの単独についてはね、見ホーダイに上がってからじっくり書きます!頭のどっかにあるけど、気にしてるとゆるいブログが書けないので、とりあえず置いとくぜ。

さーて行ってきちゃったよ。『しらゆき』に。もちろんお目当ては御茶ノ水男子です。結論として、大変楽しかった。しらゆき姫のその後っていう設定のシンプルないいお話で、全員が演技うまくて芸達者だから安心してみられた。ていうか、御茶ノ水男子の演技のうまさと、舞台での見栄えの良さに感服しました。舞台の上で映えるシルエットというものがあるね。しゅっとスタイルがよくってとても目立ってたなあ。

でね、今回初めて、私神保町花月の楽しみ方が分かりましたよ。実はチーモンが出てたkisskisskiss2010は楽しかったけど、あんまり入りこめなかった。それが多分やしろさんの狙いなんだと思うんだけど。芸人さんをあらかじめ想定したいわゆる当て書き台本だから、普段の芸人さんのキャラから大きく飛躍はしないんですよ。それこそ白井氏なんて女装していても、普段の彼との大差はほとんど感じなかった。つまりは演劇、演じられた役を見ている感じがほとんどなかった。ところが、今回は大変演技力のある芸人さんばかりだったので、ちゃんとお芝居として成立していた。そして、さらにちょいちょい挟まる笑いどころは芸人の普段のキャラを踏まえたものなので、言うなれば、演じられた役という層、それにさらに素の芸人のキャラを重ねてみるという層の二層構造で楽しめた。どうも演劇を見るのは必ずこうやって二層で見るのが快楽みたいですね。あまり演劇を見ないから分かってなかったんですよねー。そして神保町花月ってそのレイヤーを存分に楽しめる仕掛けがたくさんあるから、皆さん度はまりして見に行かれるのですねえ。やっと分かった。神保町花月の楽しみ方が。当たり前な事言ってますね。すいませんw

で、御茶ノ水男子なんですが、本当にうまい!立ち回りの動きのキレがなんといっても格好よかった。しいはし氏がアクションやってた経験を生かして指導したらしい出演者の殺陣がぴしっと決まっていて、お芝居がほんとに引き締まってた。今回佐藤氏は嫌みな上司で悪役だったんだけど、ほんとーにうまくてどきどきした。あー、かっこよかったーw。他の人が台詞を言っているシーンで、他の役者さんはただ立っているだけなのに、佐藤氏だけずーっと役に入り込んで細かい演技をしていて、見ほれてしまった。すばらしい!メイクも似合ってたしなあ。しいはし氏は目を薄めにしたり、開けたりすることで芝居の緩急つけてて、細かいなあと思った。髪型やら衣装やらメイクやらも似合ってたし、見せ場のアクションの美しさには、ただただ感動した!

はー、たのしかったなー。もっともっと二人がアクションやるお芝居見たいなあ。でもあれだけ達者なので、これから神保町花月にひっぱりだこになるかもなあと思いました。(というか希望ですけどもw)満足満足。大変に眼福で幸せでしたー。はー、かわいかったw(ゆるゆる)

laff circusさんとこで詳細なレポがあるからリンクしちゃうぞー。
http://laff-circus.com/blog/2010/03/14/003409/trackback/
思いは一緒。もっと御茶ノ水男子が神保町花月に出たらいい!ってことさ。