環八フルスイング vol.5

何げにコンプリート中な環八フルスイング。今回も楽しかったです。
最初は割と普通のネタライブとしてスタートしていましたが、ここのところユニットコント中心なものへと変化してきていますね。

ユニットコントが中心というのが、どこかテレビのバラエティ番組のフォーマットをなぞっているのか?と思わされますが、どうなんでしょうねえ。ユニットコントも楽しいのですが、まだ私は個々のコンビのネタが見たいなあなんて思ってしまいます。それはおそらく数ヶ月に1回のライブでは特に好きな御茶ノ水男子以外のコンビの出演者のキャラクターが分かってはいても、身近にはなっていないからなのかなと思います。毎週放送されるテレビ番組では全てのキャラクターを均等に知る事が可能でしょうし、個々のキャラの役回り、それぞれの関係性などを踏まえてみる事が出来ますが、どうも環八ではちょっとそれが出来ないような。そしてユニットコントとなると、一人ずつが何かを順繰りにやっていく傾向がありますが、どうも間延びしてしまうような感じがします。皆さんはどう感じてるんでしょう。単純にネタの強度としてユニットコントは多少弱いようにも思うし。とはいえ、このライブは客も含めて成長中(常連客多そうだしw)という感じなので、ユニットコントもこれから面白くなってくるんでしょうね。今後に期待です。

で、ちゃんとしたレポは上げられてる方がいたから好きだったやつについてだけ書く!(もちろんnaomiさんとこ環八フルスイング vol.5 | Laff circus)

今回はどう考えてもラブレターズのコントがMVPだった!あんなに笑えて泣けて最後爽やかな気持ちになるなんて!ずるいと思います。
相変わらずの中学生二人組。夏の夜にエロイ海を見に行きたい塚本さんが溜口さんを誘うけど、溜口さんには行けない家庭の事情があって。。。というような。ラブレターズはなんとも演技がうまいんですよねえ。演技派コント師の本領発揮という感じで一緒に見た人全員が泣けた!と大絶賛。見た事無い人は絶対チェックした方がいいですよ!大プッシュ!そして真夏の開催時期に合わせたネタを持ってくるところも素晴らしい。やはりそういう演出も大事ですよね。

そしてラブレターズから御茶ノ水男子へ。こちらも夏のネタ。風情があっていいですねえ。
タイトル「カブトムシ」
虫取りにきたさとうさんが、虫の成体になる直前の段階だというしいはしさん演じるキモイおじさんに絡まれるんだけど、というネタ。御茶ノ水男子はここのところ必ずかげマイクで設定を軽く説明してから本編に入りますね。それが彼ら曰く「御茶ノ水男子劇場」の幕開けの合図のようです。で、笑えてほろっとして、ブラック。ある程度フォーマットは出来ているようですが、細かい設定や場面展開の緻密さがストーリーを考えるのが大好き!というかんじで素晴らしいです。毎回のしいはし氏のキモメイクが楽しみでなりませんしね。御茶ノ水男子の世界感がたっぷり楽しめるいいライブです。ほんとに!

ところで、今回のネタはユニットも含めてブラックばっかり。死人が毎回でてましたw御茶ノ水男子のおかげでブラックよりに、ラブレターズのおかげで演技派コント中心になっていて面白いなあ。ふふ。いや私が好きな人をひいきしているからそう見えている部分もあるかもですが、この二組がリードしてるんじゃないかなー。

あ、おまけに最後のしいはしジャスタウェイ聖誕祭として、罰ゲームをやらせるコーナーがありましたが、ゆるかったなあ。罰ゲームはやるならちゃんと処理する人がいないときびしいわ。しいはし氏よ、ドSキャラがんばれ。まあこれはチーモン白井氏という罰ゲームの鬼才を普段みなれているせいなんですが。なんだろう。ただやってるだけじゃあねえ、という。ドMじゃないと罰ゲームって考えつけないのかしら?やってやられて楽しいぎりぎりのラインを見つけるのに。わかりませんがw

えー、適当なのに長いですが、色々と変化していくライブなので今後とも楽しみです。
とりあえずアングラライブばかり行ってないで、屋外で夏らしい事がしたくなりましたよ!