うしろシティフィーバー!

どうも新年の挨拶もせずに放置しておりましたが、ツイッターの方で元気に生息しておりました。
お久しぶりです!

ゆるレポはあっちでやってると、ほんとに書く機会を逸し続けていかんですね。お笑いオタクとしての活動は相も変わらず活発ですので、ご心配なく!
@punch_line をよろしくお願いします。

さて、あちらでもわーわー言うとりますが、今私の中で松竹芸能所属の若手芸人、うしろシティがぐいぐいきとります。久々です、この急速に落下していく感じ。
彼らを初めて見たのはおそらく去年春あたりの若武者だと思いますが、その辺りに、ん?なんだか少年っぽい世界感に引き込まれるな、達者だなとインプットされてから、キングオブコントの予選やら、Kpro主催のライブやらでちらちらと見かけだし、徐々に気になる存在になってきました。と、同時に各所で面白いという噂も聞くようになってきて。
という経緯で、噂をたよりに見に行った単独ライブが、まー面白かったので、ファンになってしまったわけです。そして急激にハマり、今月はうしろシティをたくさんみると決めたのです!

というわけで、今更ですが、うしろシティの単独ライブのレポなど投下してみます!

2010年11月5日
『荒波部屋presentsプリンセスシティ〜プリンセス金魚・うしろシティ単独ライブ〜』
@新宿シアターミラク

これは松竹芸能がやっている、若手バトルライブ荒波部屋勝者へのご褒美ライブらしく、私が行った回はプリンセス金魚とうしろシティの合同ライブでした。それぞれの単独と、二組のコーナーとトークで構成されていました。

うしろシティの出番はプリンセス金魚の後でした。
ネタばれしない程度に覚え書きを!

1.ブーブークッション
2.クリスマス、イベント番長
3.音ネタ
ブリッジ トイレの音
4.一人暮らし、その1;:幽霊
5.満員電車で迷惑
ブリッジ トイレその2
6.不良のけんか
ブリッジ トイレその3
7.一人暮らし その2;:引っ越し

みたいな感じでした!うろ覚えなので多少違ったらすいませんw
タイトルだけじゃなんのこっちゃって感じですね。
うしろシティのすごいところはネタのバリエーションが無限なところ。同じ構造を繰り返すことがほとんどない!なんてこと!どうしてもある程度型を作ったらそこから発展させてネタを書く事があるのに、彼らは本当に全く違ったものを作り出すんです。しかも演技力があり、どのネタも後半へかけてぐっと盛り上げるので、爆笑です。コントで爆笑って実はあまりないことなので、本当にすごいのではないだろうか。いやすごい。(大事なことなので反語にしましたw)
音を使うネタあり、ストーリーが繋がってるものあり、キャラクターも多彩。
いやー、すごいすごい!
演技力がありすぎると、ともするとコントとしては嫌みになることもあるのですが、かわいらしい動きと組み合わせることにより、無理なく笑える構造ですばらしい!何気に顔芸も面白かったりして。

うしろシティのネタを見て、短い尺でストーリーを盛り上げる面白さ、構造的な面白さと物語を両立するすごさを思い知ったのでした。

KOCで私が感じていた、鮮やかな構造があればストーリーはいらないのか?ストーリーがあれば、ネタ構造が緻密でなくてもいいのか?という疑問にうしろシティが答えをくれたのでした。両立したらそれはもう無敵だということを!

うしろシティの世界感はポップで悪性の毒がなく、本当に全方向対応(老若男女)な上、世界感、演技力、物語、構造のキレと様々な要素がそろい踏みで、お笑いオタクもそうじゃない人も楽しめると思います!

早く単独でがっつりネタが見たいので、松竹芸能さん、あるいはお笑いライブ主催会社さん、よろしくお願いします!