シャッフルトーク チーモンチョーチュウ×カナリア:魔界のケーキ屋さん

すっごくおもしろかったです。そもそもカナリアチーモンって結構なかよしですよね。そのせいもあってか、全体的にリラックスした雰囲気でよかった。
1.菊地×安達
2.安達×白井
3.白井×ボン
4.ボン×菊地
っていう流れでした。

1.はけんかつよいんか?トークをしてました。どちらかというと安達氏リードでへっぴり腰のくせに、「おまえにけんか勝てるんちゃう?」と菊地氏に言ってました。菊地氏は空手やってたからけんかしたことないらしいけど、やったらそら強いでしょうに。
2.も引き続きけんかトーク。白井氏が見かけのわりに、けんか強いと主張。負けたことは一回しかないそうです。大阪から千葉に引っ越したときにいじめられて、がんばってけんかしてたらしい。水泳やっててお腹が8っつに割れてたからけんかも強かったらしい。そして白井氏はモテたって話も。「なんでそんないいかっこしたがるん?」って言われちゃってたけどね。折り紙のぱくぱく占いで、どこを選んでも好きって出るようになってるやつ使って告白されたんだってさ。なにそのかわいい話って思いました。

で。私的にはここまではオードブルなわけですよ。このあとの白井×ボンのトークの素敵さったらなかった!!!チーモン初めてのオンラインを見たときの感動が再び!って感じでした。またしてものぞいちゃったかんじです。奇才白井の脳内を!!!

まずは、本番直前に大をもよおしちゃったボンちゃんがどうしたらトークをやりきれるかっていう対策。逆立ちしてふったら、ひっこむんじゃないかってんで、逆立ちさせてました。どうなのよ。その発想もw

で、白井氏提案のゲーム?をすることに。
それが、白井「ぼくがずーっと嘘つくんで、ボンさんはずっとそれを知ったかぶりしてください。そしたら最後どうなっちゃうかってのをやってみたいんす。」と。
つまり、延々つっこみをしない前提で不思議トークを続けるっていうことですよね。チーモンのコントもたまにそうですが、どうも白井氏はあえてのツッコミ不在ってのをやってみたいらしいんですよ。
で、この後展開したトーク
「僕最近魔界行ってきたんす。」
「魔界でバイトしようかと思って。」
「魔界のケーキ屋っす。」
「魔界のケーキ屋はイチゴのかわりに文鳥(確か)の頭がのっけるんす。それをやるバイトです」
みたいな感じで展開!!!(ボンちゃんはふんわりのっかってるだけだったから割愛!)

ザ・チーモン白井ワールド展開中!!!って感じですんごいおもしろかったー。
鳥の生首をのっけてるショートケーキ想像したら、ぐろくてファンシーで素敵だなあってときめきまくりました。
こんな感じの発想に突っ込みのっけてネタにするんだろうなあ。
って改めて思いました。

そして最近の私は、グロイ=笑える、って回路が成立してるもんでけたけた笑ってしまいました。ある種の訓練のたまものだ。それってどうなのって感じですがね。

で、次の
4,ボン菊地もねえ。最初菊地氏が嘘トークをはじめちゃってびっくりしました。白井氏ほどとっぴじゃないんだけど、するするフィクションな世界がすすんでって、ああ、こういう不思議ゲームが好きなのはチーモン二人ともおんなじなんだなあって思うとますます感動しちゃいました。菊地氏もへーんだー。
このゲームはチーモン二人バージョンでぜひともみたい。てか、そのまま漫才になりそうなネタだとおもった。魔界ケーキ屋さん。

相変わらずの発想の飛翔に興奮したのでした。
こういうチーモンにしか出来ないアイデアのものを、うまい漫才にしようとしてきれいにまとめすぎないで、でもある程度は伝わる形に料理したらM-1もいけるんでは???って思うんだけど。まあその料理の塩梅がものすごく難しいんでしょうけど。他の人には真似できない世界感だと思うから、是非素敵なチーモンワールド全開ネタを見たいなあと思います。