多作であることについて、そして採点方法とは?

チーモンは残念ながら敗者復活戦で上がれませんでしたね。
出順が4番目だと知ったのは、本番が始まってからでした。思わず、「えー!早すぎる!」と叫び、二階席から一階の指定席の後ろへと走って移動しました。
通販のネタをやっていましたが、ウケていました。ただ、あれだけたくさんのネタを一気に見るという中で、チーモンチョーチュウとはこういうやつらだ!という印象づける程インパクトが出せてはいなかったかなあ。
あとねーチーモンって、80点以上のネタがたくさんあるんだけど、もうこれこそがチーモンの最高傑作!という二人100点満点!いや、120点っていうネタがないなあと思います。
これってやっぱりAGE AGE LIVEの弊害でもあり、メリットでもあるかなあと思います。あそこで勝つためには、劇場に何度も足を運ぶお客さんを飽きさせないように何本もいいネタが必要なので、その中で2本のネタを磨き抜くというのはなかなか難しいのかも。
でもねえ、ネタがほぼ80点以上でたくさんあるってのは、本当にすごいことなんだと思うんですよ。
なので、このまま突っ走って行って欲しいと思います。

ところでちょっと気になったのは、採点方法というか、審査員コメント。
キングオブコントでは松本人志東京03にノーミスだったと言ってました。今回は島田紳介パンクブーブーに対して、ノーミスだったと言ってましたね。つまりは採点は減点式っていうことなんですかね?
ということは、わけのわからん新しいことをやっている人はなかなか評価されづらいかもしれないですよね。それってどうなんだろうねえ。
まあ審査ってそういうものかもしれないけど、ちょっとM-1は袋小路に入っている感じかもね。
去年も今年もチャンピオンは抜群に上手い漫才だけど、破天荒さはあまりないのかなあ?という印象です。M-1はそういうものだと思ってみればいいのだけど。

パンクブーブーにはテレビに出るのもいいけど、劇場番長として頑張って行って欲しいとも思うのでした。