最愛を目指せ!

当たり前のことを自覚するって案外大事なことです。
マーケティングの話ですが、面白かったのでちょっとだけ。
最愛を目指せ (http://marketingis.jp/archives/854)<厳しい世の中ですが、今の時代にモノやサービスが売れるには3つの条件があります。
それは「いちばん安い」か、「いちばん性能がいい」か、「いちばん愛されてる」かの3つです。このどれかしかないのです。つまり、最安・最高・最愛のどれかということです。(中略)もちろんこれからも最高や最安は選ばれ続けます。企業が考えなければならないのは、最愛を含めたどれを自社の戦略として選ぶのかということです。(中略)結論ありきな展開ですが、ぼくは多くの企業にとって「最愛」こそが会社を生き延びさせる唯一の道だと思っています。そしてその実行手段としてのITやインターネットやソーシャルメディアは大きな可能性を秘めているとも思っています。>
言われてみれば、どうせ何かにお金を使うなら、最高か最安か最愛かいずれかを選択したいのが人情というのは当たり前です。商品などに関しては最高か最安は、比較的明確な基準で判断できますよね。ですが、最愛となると、もうそれは冷静な価値判断でもないので、一番獲得するのが難しく、そして、一度獲得してしまえばながーく維持できることだと思います。
ところが、お笑いなんかのジャンルだと、最高も最安もあくまでも主観的な判断になるし、あまり相対的な判断は出来ません。M-1などの賞レースでさえ意見は必ずしも一致しない。それこそ最愛している芸人さんが負けるのなんて納得いかなーいwというのが人情です。クオリティーやコストパフォーマンスの基準があいまいなお笑いやエンターテイメントのマーケットこそ、緻密にマーケティングをした上で戦略的にファンに最愛される道を探していかないといけないのかもなあと思います。ファンにおもねるとかそういうことではなくて、あくまでも常に意識はするということで。芸自体は基本的には自由にやらないと息が詰まるとは思うので、少なくともそれ以外のサービスは!というか。ノンスタイルとかオリエンタルラジオはそういう最愛の獲得が絶妙にうまい!!!まあほんとは芸人本人じゃなくて、マネージメントやらプロデュースする人が意識すべきなのかもですけど。吉本ってそのへんもにょもにょだからさー。
というわけで、芸人さんにはうまいことソーシャルメディアを活用して、最愛を目指して欲しいものです。何せ無料でできるしw