又太郎

チーモンチョーチュウの単独に実は行けてしまいました。八方手を尽くしたら。すごくすごくうれしくて楽しくて、現在冷静な判断を欠いておりますので少し落ちついたら何かしら書きます。
いやいや、いつもシングルしか手に入らなかったので、急にアルバムで聞いちゃうと、そのボリュームとかに圧倒されるもので。

今は取り敢えず、思いのほかコントが面白かったことと、物語性が私の思っている以上にあったよってことだけ記しておきます。芸の幅が広いなーって思ったのです。

しかしチーモンには本当に中毒性があると思います。何がそんなにって思うのだけれど。

後不思議なんですが、舞台上のチーモンを見てたら、何か遠近感がおかしくなる感じがしたのです。あと体がゆさぶられるような感じというのかな?M-1の感想でだれかがチーモンの漫才はグルーヴ感があって、場を揺さぶっていたと言っていたけれど、そういう感じかも。
これは皆さんも感じるのかな?ファン心理が肥大しすぎてると、(あるいはM-1敗者復活戦という異様な熱気をもった現場だと)観客が異様な集中力をもって見つめているせいか、生身の人間としての身体のサイズ感がなんだか曖昧に、わからなくなるんです。私の場合は普段PCで小さい映像を見てて、それを脳内補完で見ているというその能力のせいか、情報量の多い本人たちを目にするとなんだか脳みそがぐらぐらしました。
舞台やライブを観るという行為は当たり前ですが、とても身体的な体験で、2次元の情報を見ている時は、それが例え音声を伴っていても、私は目だけの存在、あるいは感覚器官だけの存在になっていて、自分の身体を喪失していたのだなと、なんとなーく思ったのでした。

あともちろん演者が集中していると、なんらかの磁場が発生するんだなとも思いました。すごいなあ。ほんと。
まあとっても感激したのでした。