THE MOMO-TARO見ました。

THE MOMO-TAROはチーモンチョーチュウが出ていた神保町花月の舞台で、とても評判がよかったようなので気になってたんですよね。つべにあがっていたので初めて見ました。
途中ちょっとうるっとこないでもなかったけど、苦手でございました。
まだ神保町花月に行ったことがないんですけど、生で見たら違うのかしら。
私が苦手に思う原因の9割は音楽の使い方かなと思います。なんだあれ、オープニングのってユーロビート?ちょっとチープすぎやしないか。それ以外でもたらたらと場面の雰囲気が変わるたびに流しっぱなしで、非常に耳障りでした。芸人の演技だけでは場が持つか心配だということだろうか。
あと、なんでしょう。舞台役者さんと、芸人との演技が馴染まないように思え、違和感がどうしてもぬぐえなくって。発声方法や、台詞まわしの方法が全然ちがうんですもの。
何度か見ると面白いと思うこともあるので、画質の悪いのを見ただけで判断するのはよくないとは思います。あと表情があまり見えなかったのは残念。多分ほんとの舞台の半分以下の鑑賞体験なんだろう。きっとそうだと思っとこ。

多分私が無限大劇場が好きなのは、舞台セットがミニマルなので、想像しながら見るからなのかなと思った。神保町花月のように演劇にしてしまって、ばっちり衣装とメイクをしてしまうとなんか違う感じ。一方でセットはろくにないのも違和感。
芸人のアウラを割り引いても面白いと思えるのだろうか。まあ芸人のいつもと違った面が見られるというのが最大の売りなんでしょうが。全体を通して、いつもの芸人ノリと、演劇らしさ?が混然としててなんだか不思議でした。見ている側が、演劇の舞台を見るテンションと、芸人のお笑いを見るテンションをスイッチしながら見ないといけない感じでとまどいました。慣れてしまえば簡単なのかな。
新喜劇だと感じない違和感でした。新喜劇は芸人さんが、芸人のまま演技をしているので、スイッチ一つで見られるんですよ。要は世界観が均一に確立してるわけです。

一度神保町花月劇場に足を運んでみたいとは思うけど、ちょっと不安に思うのでした。
おそらく演出や脚本が???なので。