6/10収録分のチーモンチョーチュウのシチサンライブ感

チーモンチョーチュウシチサンライブを見ました。良くも悪くも相変わらずでした。チーモントークを聞いてると、不思議な気持ちになります。
今回はどうやったら雨にぬれないですむかで、延々対策を考えたりしてました。
用意してきたトークのネタじゃなくて、その場で延々と空想を繰り広げるみたいなトークができる芸人って一体どのくらいいるんだろう。観察を基にしないトーク。ふわふわとしてて着地しないことも多いけれど、癖になるなあ。
もちろん菊地氏を中心にちゃんと、観察したことのトークもするんですが。

さて、チーモンコロシアムの方もなんだかふわふわしてましたなあ。今回はゲストにいた椿鬼奴氏が、冷静に妙なゲームに対して、「やりたくない。いやだ。」という現実的なつっこみをしていたことによって、紙コップを使った変なゲームが変なんだってのがいつもより見えてましたね。なんというか、ゲームを成立するためのチーモン白井の不思議な世界に巻き込まれるという前提が突き崩されていたように思いました。そのせいで、なんとなく一端チーモンコロシアム終了の鐘がなったような感じもしました。そういう当然想定されるチーモンワールドに対して異端分子的な芸人さんをも巻き込めるような技量?が必要なのかなあ、なんて思いました。

後は、チーモンのコーナーに一切言語遊戯の要素がないのはちょっと物足りなくなってきたかもな、と。他のシチサンライブと比べても、ここまで徹底して身体的なゲームしかやってないのってチーモンだけなんでは?前にチーモンが身体的なものにシフトしていてそれをありだと書いたんですが、やっぱりお笑いにとって言語も必要だとは思うしなあ。

正直チーモンのゲームに関しては、誰が参加してもある意味あまり変わらない気がします。もちろん達者な芸人さんのほうが面白いですが、チーモンワールドにちゃんと参加するなら誰でも成立する。ただそのチーモン的世界観だけでやりきるなら、もっともっと上手くやらないといけないんだろうなあと、今回思いました。

でも、もうちょっと他の企画も見たいです!チーモンさん!