チーモン好きにおすすめシリーズ: かいじゅうたちのいるところ

チーモン好きな人が好きなものって似てるかもね?ということで、私の琴線に触れたものをご紹介してみます。
映画「かいじゅうたちのいるところ

切なくて可愛くと愛おしくて。心臓が終止ぎゅーってなりました。
多分まだ公開中!

あらすじ
男の子は小さなモンスター。毎日、暴れて叫び声を上げる。彼はお母さんにちいさなお話を作ってあげる天才でもあるのだけど、思い通りにならないもどかしさを抱えて生きている。
ぶさいくでかわいくてきっちゃないかいじゅう達。小さなモンスターは家出して、おおきなかいじゅうたちのいるところにやってきて、一緒に楽園を築こうとするものの。。。

みたいなお話です。どうです?白井氏みたいですよw
なんつって。
映像はMTV世代でPVなどをとっていたスパイク・ジョーンズ(マルコビッチの穴も最高!てか人形オタクだね!)らしい、動きのあるスタイリッシュさで、音楽とのリンクもばっちり。楽曲はYeah Yeah YeahsのカレンO。そんでもって、お人形はなんとセサミストリートの人形を作っている工房作!ときたらもう見るしか無いっしょ?そんで動きはCGじゃなくて、着ぐるみなんだって!さすがに表情はCGらしいけど。
でっかいかいじゅうがあばれまくってぶんぶんふっとびまくるとこがとっても痛快でした!かいじゅうたちと一緒に遊びたいよー。体力があればーw

お話もね、全然道徳的でも教育的でもなくって、すべからくキャラが不器用で、もどかしさとさびしさを抱えて生きていて、何一つ問題は解決しないところがよかったです。モーリス・センダックの原作絵本はストーリーなんて無いも同然なので、良く膨らませたなー。とっても今風。たいしたことはおきない、マイクロポップな世界感!

本当にいいので是非!子供向けの顔をしてるけど、大人の方がきゅんとくるはずです!