カリカ単独ライブ:魔王

ブログさぼり期間にカリカ単独ライブにも行っていました。
皆さんが本当に色々な感想をあげられていました。そういう見たものを鼓舞する力の強さが本当に大きなライブで驚きましたね。
実際カリカのライブは様々な引用が網の目のようになっていて、それぞれの人がどこかしらに引っかかるような仕掛けになっていました。見る人がそれぞれの解釈をするのが可能な構造で、それこそがカリカの魅力なのかなあと思いました。
完全にオリジナルというより、引用を組み合わせる妙、センスこそが光るというのがものすごく現代的だなあ、音楽的だなって思ったのです。マッシュアップみたいなね。
で、どうにも決定的に日本語の形容詞が似合う。シュールというよりは不条理。混沌。そういった形容詞があいますね。どこか湿度を感じさせるネタなのですもの。混沌へと開かれたネタ。解釈を招くネタ。そういったところがカリカの唯一無二なところかなと思います。
まだあまり見た事がないので、今後もっと見たいなと思いました。後輩への影響力の大きさから言っても、明らかにカリカ周辺にうねりがあると確信したので。