オノマトペを繰り返す☆

よぼよぼー。
昨日のAge Age Liveでのチーモンチョーチュウは重い荷物を持ったおばあさんを助けようっていうネタでした。やたらよぼよぼいうおばあちゃんを白井氏が演じて、最終的には下ネタっていうネタですね。

以前にも見たけれど、よぼよぼの使い方が前よりしつこくなってましたね。しつこいほうが好きです。ネタ後のトークによれば、練習より「よぼ」数増えてたらしいです。ふふ。

おばあちゃんが全ての語尾にうざーく「よぼ」ってつけるというワンアイデアを膨らませたネタなんだと思うんですが、よぼが擬態語としてだけでなく、「誰か(助けを)をよぼー。」とか動詞として使われてたのは今回のアレンジじゃないかな?そもそも「よぼよぼ」で擬態語として完全なのだけれど、勝手に「よぼ」だけにしてしまって、語尾として「よぼ」を使うとかってのは、アニメとかにありがちなしゃべり方のキャラ付け方法ですよね。チーモン白井氏はアニメ好きらしいけど、やっぱ発想がアニメオタクらしいですねー。

この語尾でキャラ付けっていう発想は、とっても現代っ子らしいというか、白井世代的って感じがします。キャラ先行アニメが増えてきたという意味で。

「よぼよぼー」とか指切りネタの「ゆびゆびー」とか白井氏の好きな音ってこだわりがあるのかな。

しかし菊地氏の狂言まわしがないと、こんなにすっきりとは入ってこないですね。自然でうますぎてあんまり目立たないんだけど。でも実はさいごの菊地氏の「おばあちゃんのおっぱいしわしわでレンコンみたいに見えるけどもー」のキレが良くないと最後のウケが全然違う気がする。そこに関しては前のがキレがよかったかも。チーモンチョーチュウの漫才のテンポはほぼ菊地氏にかかっているのかも。大変だなー。

これもはっきりしたオチがない系のネタだと思うんだけど、オチって難しい。オチについて漫才の型についても今度考えてみようと思ってます。

とりあえずこのネタは好きです。もっともっとしつこく「よぼ」が増えると個人的にはうれしい。白井氏は優れたヴォイスパフォーマーだと思うので、あの声で色々とリピートするといい意味で破壊力あるのでもっとやって欲しいなー。

チーモンオノマトペについては以下の記事でも詳しく書いてますので参考までに。

オノマトペの魔術師?
http://d.hatena.ne.jp/punch-line/20090104/1231024698
チーモンチョーチュウって名前からしてチョースゲー(オノマトペ続編)
http://d.hatena.ne.jp/punch-line/20090107/1231302211