7/28 LLR単独ライブ: 暗いところで待ち合わせ

私にとっての二回目のLLRの単独ライブに行ってきました。さすがの出来でとても楽しかったです。二人のキャラクターが立っていて、とてもよかったです。そして、LLRは彼らにしか出来ない事をやっているという感じがあって、とても好きです。

今回も色々ありましたが、私が一番好きだったネタについてだけ書く事にします。ネタバレするので、明日行く方は回避してくださいねー!

私が今回面白かったのは、反町隆史のForeverを延々福田氏がもじったり、ばかにしたりして、ループで歌い続け、それを伊藤氏が突っ込むというもの。延々しょうもないことを続けて、それをきゃっきゃとして楽しむというのが、高校生的なコミュニケーションを、ネタに落とし込むLLRらしくてとてもよかった。
そして、なんといってもこのネタのミソは、最初のナレーションで「練習しても終わりどころが見つからなかったので、お客さんがこれ以上は限界だと思ったら、限界と書かれた紙をあげてください。過半数を超えたら終了します。」と伝えてから始まった事。つまり、延々とネタを続けることで定評?wのあるLLRがついに、自分でネタを終わらせることを放棄してしまう、という自分たちの長所でもあり短所でもあるところを純化させてしまったところが面白かった。これはLLRでしかあり得ないことでしょうし、観客に委ねてしまうというところも斬新でよかった。で、今日このアイデアを実践してみたところ、観客が中々限界表明をしないものだから、なかなかネタを終わる事ができず、普段は自分たちが客をうんざりさせる側なのに、今回は観客の悪ノリに演じる側がうんざりしてしまうという逆転現象が起きていて、興味深かった。LLRファンは普段から長い尺に耐性があるし、そらあそうなるよね、とファンのノリのよさにもほんわかする、とてもいいネタでした。

そして、このネタこそが、LLRでしかありえない、そしてLLRファンの助けがなくては成立しないネタで本当によかったです。
こういう悪ふざけみたいなところに、コンビの特徴って出るし、悪ふざけこそが面白いコンビ、真剣に悪ふざけをするコンビが本当に大好きです。
THE LLR!というネタが見れて満腹です。このネタが今後どうなるかわからないけど、とりあえずLLRたのしーい!ということを再確認できて幸せなライブでした!